売れる!? LINEクリエイターズスタンプ!

勝手な思い込みで、売れるLINEクリエイターズスタンプについて考えます。

スタンプを作る前に考えるべきこと! 後編

どうも。モジ夫です。

前回の「スタンプを作る前に考えるべきこと!前編」の続きです。

 

前回までのまとめ。

1.売れるためには見つけてもらわなければいけない。

2.見つけてもらうためには埋もれにくいスタンプであるべき。

3.埋もれにくいスタンプになるためには「新しい表現」を目指す。

 

独りよがりな分析ではありますが、

個人的には、上記3点をふまえることが

スタート地点に立つ方法かなと思っています。

売れるスタンプになるための。

 

が、

最近の「こんなスタンプを登録しました!」って内容を見ていると、

「新しさ」を売りにしたスタンプではなく、

圧倒的に「売れてるものの真似」が多いと感じます。

ここで言う「真似」ってのは、パクリってほどネガティブな話じゃなくて、

売れているスタンプを研究した結果、

同じようなコンセプトのスタンプが乱立してるってことです。

 

例えば動物系。

圧倒的にネコが多いですが、

みんな可愛いです。

たまに珍しい動物もいます。

でも動物です。

そして可愛いです。

 

冷静に考えてください。

すでに可愛い動物ものは溢れています。

競争率高いです。

しかも自分より先に販売されてます。

もっと言うと可愛い動物代表選手なんてプロの作品です。

イヌかネコかの違いはあるにせよ、

同じような使い道の「可愛い動物」スタンプを、

ユーザーは既に持っている可能性が高いわけです。

既に似たようなものを持っているのに、

わざわざ新しいものを買いますか?

自分は買いません。

売れてることに理由があるように、

売れないことにも理由はあります。

 

自分はモチーフ(どんな動物か)にこだわっていて新しい!とか、

ポーズ(使用シーン)にこだわっていて使いやすい!とか、

俺のイラストが一番可愛い!とか

思うかもしれません。

あえて言います。

全部一緒だからっ!

 

ぶっちゃけ、そのこだわりすっごい「プチ」です!

それより前に全部「可愛い動物」じゃん!

他と差をつけることで目立ち、埋もれないことを目指すなら、

プチな違いではなく、根っこが違わないと!

「可愛い」か「可愛くない」か、

「動物」か「動物じゃない」か、

大事なのはそこの差別化です!

 

 

売れっ子商品の研究は大切です。

ただ、研究の仕方を多くの人が間違っていると感じます。

売れてる商品に近づいて、

自分の商品も一緒に引き上げてもらうって考え方もありますが、

そのやり方だとあっという間に類似品が増え、結局埋れてしまいます。

なぜなら考えるのが楽で、みんなやるから。

 

ではどうすれば目立つか。

これは完全に自分個人の考え方ですが、手っ取り早く、

売れっ子たちの逆をやればいいじゃない!

 

売れっ子の類似品が続々と増え、

クリエイターズスタンプ界がなんとなくその色に染まっていくのであれば、

逆をやったら目立ちます。極論ですが。

ポイントは売れっ子ではなく、売れっ子"たち"を見ること。

1番人気のスタンプだけ見て判断するのではなく、

上位数ページに漂う雰囲気を眺めます。

あー、可愛い系ばっかだな〜とか、

あー、動物ばっかだな〜とか、

あー、お笑いばっかだな〜とか。

そこで感じたことを意識しながら、

その中で目立つにはどうすればいいか考えましょう。

イデアのヒントは、自分の表現したいものの中ではなく、市場の中にこそあります!

 

 

 

【まとめ】

特に有名ではない一般人で、売れるスタンプを作りたいって人は、

スタンプ制作前にまずは下記について考えてみたらと思います。

 1.市場の流行を把握する

2.その上で流行の逆を意識する

3.流行と逆の考え方の中からアイデアを拾い上げる

 

上記をふまえれば、とりあえず目立つものにはなります。

きっと。

 

自分の作品を世に出したいってタイプの人は無視してください。

というか、そういう人達はちょっとムカッときたと思います。

今回のエントリについて。

次回は、そんな作家さんたちがこだわる、

作品の個性について思うところをまとめます。